2019年2月19日に行われた菅井竜也七段ー永瀬拓矢七段(叡王戦挑戦者決定戦第2局)からの出題です。(便宜上先後逆)

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今、永瀬七段が△3六馬とタダ捨てをしたところ。もし▲同金なら△2七金からの王手ラッシュが怖いところです。

凄い勝負手でしたが、菅井七段は冷静に即詰みを読み切っていました。その詰み手順を考えてみてください。手数は9手です。


正解手順


▲1五銀、△2五玉、▲2四成桂、△3五玉、▲3六金、△同玉、▲2七角、△3五玉、▲3四金(正解図)まで

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ポイントは3手目で、▲2六金で簡単に詰みそうに見えますが、馬で玉を素抜かれて目も当てられないことになってしまいます。

また、すぐに▲3六金と馬を取るのは△同玉、▲2七角、△3五玉のときに▲2六銀くらいしか手がなく、△4四玉と落ちられてあと一歩及びません。

そこでいったん▲2四成桂と王手しておくのが正解です。それから馬を取って▲2七角と打てば、△3五玉に▲3四金と引くことができてぴったりの詰みとなります。

中段玉を寄せるのはなかなか大変で、自分も大の苦手です。こういう詰みをきっちりと読み切れるようになりたいですね。