1月16日に行われた第32期竜王戦1組ランキング戦の羽生善治九段対阿部健治郎七段からの出題です。

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出題図は後手が△2七角と打ち込んできた局面。次に△3六桂、▲3八金、△同角成、▲同銀、△4八桂成となると先手陣は崩壊してしまいます。ここでの羽生九段の次の一手を考えてみてください。


正解


正解は▲2六角(正解図)です。

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この角は間接的に後手玉をにらんでいるため△3六桂とはできません。

正解図から阿部七段は△7二玉と寄りましたが、そこで▲4四角と切って△同歩に▲2九飛と回って後手の角を殺すことに成功しました。形勢はまだまだ難解ですが、これで先手も簡単には潰れない形になりました。

なお出題図で単に▲2九飛と回るのは△3六桂と跳ねられ、以下▲2七飛、△4八桂成の展開は先手がまずそうです。後手の桂跳ねをあらかじめ消しておく▲2六角~▲4四角が好手順でしたね。